基礎編
日中戦争(Japan-China War)の真相をご理解頂くために、当時の日本、中国、アジアの歴史について、「基礎的な情報」を先にお読み頂く必要があると思います。「基礎編」は、全ての「真相」に共通するものです。私と致しましては、多くの人々が、ここで述べている視点で歴史を見ていないために、戦後の歴史解釈が根本的に間違ってしまっていると考えております。
以下は、私に世界史の基礎を教えて下さった武井正教大先生の言葉です。
「戦争は思想では起きない。命に関わる問題、又は、
その延長線上において、経済的な問題で起きる。金でしか人は動かない。」
「世界史は1つの国だけで物事を判断してはいけない。」
そして、もう一つ
「国家の経済は地理が決める。」
上記の3点を常に頭に置いて、世界史の理解を進めて頂ければと思います。
この「基礎編」の情報は、「日中戦争の真相」サイトを読まれる際には、必ず一度はお目通し頂きたくお願い申し上げます。
基礎編 一覧
01ー世界史の基本的視点
世界史を理解する上での基本的視点 日中戦争や南京大虐殺など過去の日本の戦争については、TV、インターネット、新聞雑誌、書籍など、あらゆる媒体で大量に語られています。しかしながら、そのほぼ全てにおいて、歴史を理解する上での… 続きを読む ...
Read More02ー中国史の基礎知識
中国の歴史は四千年以上と言われています。しかし、現在中国と呼ばれている国には、外見はアジア人で同じに見えても、日本人が中国人と文化が異なる様に、それぞれ文化の異なる民族が存在して来ました。 その中で、中国中央地域を領地と… 続きを読む ...
Read More03- ユダヤ人と植民地政策
世界史では一時期、ヨーロッパ諸国による植民地化時代がありました。植民地になるとは実質的に国家が「奴隷支配」を受けるに等しい状況に陥ります。当時は、日本も、中国も、ヨーロッパ諸国による植民地化の危機にありました。アメリカが… 続きを読む ...
Read More04ー 植民地化政策の5段階
ヨーロッパ諸国による植民地化政策は以下の5段階で行われました。 第1段階では、国内に反政府思想を生み出す「切掛け」を作ります。この段階では、あくまでも「切掛け作り」です。新規に接触する国家に侵略の危険を察知されてはなりま… 続きを読む ...
Read More05ーアジア植民地化の時代
アメリカがイギリスの植民地から独立した国であることは有名ですが、ヨーロッパ諸国による植民地化政策は、第二次世界大戦終焉まで数百年間に渡って世界規模で推進されて来た「ヨーロッパ諸国による実質的な世界侵略構想」であり、ヨーロ… 続きを読む ...
Read More06ー日本の植民地化危機 (織田信長と坂本龍馬)
日本人は、日本もまたヨーロッパ諸国の植民地化の対象をされたことを殆ど知らないと思います。日本の歴史では、「ヨーロッパ諸国が貿易先を求めて遂に日本に到達した」と学習しています。しかし、この貿易とは植民地貿易であり、その前段… 続きを読む ...
Read More07ー日本の植民地化危機と坂本龍馬
日本における欧州諸国による植民地化の危機は大きく2回です。第1回目は、1540年代から戦国時代に入る前から江戸時代の初期、主にポルトガルとスペインによってです。日本側で利用されたのが織田信長でした。第2回目は、江戸時代末… 続きを読む ...
Read More08ー中国漢民族の民主独立革命
中国漢民族による民主革命の動きは、中国の最後の征服王朝である清帝国が、イギリスやフランスの植民地化政策の下、度重なる敗戦を経て弱体化するにつれ活発化して行きました。清帝国は北方異民族である満州族による征服王朝でした。こう… 続きを読む ...
Read More09ー孫文と清帝国と日本
孫文とは、当時の中国民主革命のリーダーであった人物です。中国南部の揚子江沿岸にある広東(香港のある省)の出身です。満州民族による征服王朝であった清帝国からすれば、孫文は被支配層の漢民族の一人です。中国の民主革命は、民主主… 続きを読む ...
Read More10ー日清戦争の意味
日清戦争は1894年8月に勃発した日本と清帝国の間の国際戦争です。日本はこの戦争で勝利し、中国から領土分割を受けています。清帝国は、この日清戦争より30年程前から、ヨーロッパ諸国にはアヘン戦争などでの敗退を続けており、多… 続きを読む ...
Read More11ー中国民主革命での主要人物
日中戦争の真相を理解するに当たり、当時の中国を政治的に主導していた人物と日本との関係を知っておく必要があると思います。北部政府は、袁世凱、張作霖、張学良の3人。南部政府は、孫文、汪兆銘、蒋介石、毛沢東の4人で、中国の民主… 続きを読む ...
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