安倍元首相は国葬でお見送りすべきと思います。

安倍元首相は国葬でお見送りすべきと思います。

日本国民の一人の意見として、私は、安倍元首相の国葬に賛成しております。

むしろ、安倍元首相の最期は「国葬での送別」で良い、または、

国葬であるべきと思っております。

 

安倍元首相の日本への貢献について

 

1.東北大震災からの復興と日本政府の安定化

安倍元首相は、小泉内閣後、1年~1年半程度で、日本の首相が入れ替わるという状況から、安定長期政権を樹立し、国家の安定化に大きく貢献した方だと思います。また、2011年の東北大震災以降、民主党(野党)政権の台頭で混乱した日本の政界を建直した方だと思います。

私は、実は、当時、民主党に大変な期待を抱いた国民の一人でした。2011年の東北大震災は、日本にとって「大きな衝撃」だったと思います。海外からも「日本はもう駄目だ」と思われ、東京からは多くの外資企業が撤退、又は、他国へアジアの拠点を異動するような事態も起きました。私は、民主党が、この大きな国難を乗り切ってくれると信じていましたが、結局、2011年後半~2012年と経て、状況が好転する兆しも全く無いまま、政権を急に放り出してしまいました。私は、一般市民の一人ですので、真相は知りませんが、私は「この最悪のタイミングで投げ出すのか」と思いました

その後、安倍元首相が政権を引き継がれましたが、東北大震災からの復興も含め、日本の国難ともいえる最悪の状況から、再び、現在の様な国家として安寧を取り戻すために、政府で頑張って下さったのは、安倍さんだと思っております。経済は長期低迷であり、とういより、低空飛行状態で、日本は決して豊かでは無いかも知れませんが、この10年で少なくとも社会として「穏やかさ」は取り戻せたと思います。

 

2.国際社会での日本のイメージアップ

国際社会に向けても、日本政府の信用と信頼を取り戻すことにも大きく貢献して下さったと思います。安倍さんだから、リオのオリンピックで「スーパーアベマリオ」が出来たといえますし、それまでのガチガチな日本の首相のイメージを覆し、日本に親近感を持った国々も多かったと思います。国際社会に対しては日本のイメージアップにも大きく貢献した方です。

任期中は、長期政権として日本の顔となり、他国の政治家とも親交を持ち、これも、日本の政府としての信用回復に繋がりました。内閣総理大臣の任期は、基本4年です。アメリカの大統領の任期と同じです。他国では4年か8年程は、同じ人物が国家代表になるところ、1年半程度で、首相が交代すれば、国際的な関係にも「分断」が生じ、結果、国家として信頼性が下がります。国としての政策も同様です。良しも悪しもですが、国家としての安定化という観点では、ある程度の安定した政府が望ましいといえます。安倍元首相の日本への貢献として、「安定政府」を取り戻したことは大きく評価されるべきです。

安倍さんは、世界的にも「有名な政治家」です。「日本の顔」だった方で

他国の首相から、沢山の弔電が届くような方です。こうした「日本の顔」であった政治家が、選挙の応援演説中(後続の政治家の育成中)に銃殺されたのです。世界からみれば、日本は、世界的に有名な政治家が、このような「異常な事件」で命を落としたにも関わらず、国家として「弔う」気持ちも無い「薄情な国」という印象にならないでしょうか?

 

安倍さんが頑張っていたのは、我々が一番良く知っているはずです。

あれだけ頑張って、そのまま終わりというのは、余りにも可哀想です。

 

3.後続の政治家の育成中の銃撃

7月の銃撃事件では、奈良の候補者の選挙の応援遊説中でしたが、ああした選挙応援は、日本政府の安定化の為に、後続の方々の育成するためでもあります。そうした、日本の政権安定、即ち、日本の国家としての安定に、最期まで必死に貢献しようとして下さった方です。

政治家は良い話もあれば、悪い話もあるようです。しかし、政治家としての「評価」については、結局、国家としてプラス面とマイナス面と、どちらが大きかったかで判断するしか無いでしょう。その観点で見ても、安倍さんが日本という国家に対して、政治家としてプラス面で「大きな貢献」をされたのは事実だと思います。

病気や交通事故などで亡くなったのではありません。選挙の応援演説中に、銃撃され、亡くなったのです。世間の一般的な視点では、「自民党の政権確保のために演説してただけ」という意見かも知れません。ですが、はっきり申し上げて、現在の日本で、自民党の政権を確保する以外に、政府として安定化する道があるでしょうか?

私は、当時の民主党(野党)に心から失望した一般市民の一人です。野党が、自民党(与党)の監視役としての必要性は十分理解しています。ですが、日本という国家として、安定継続、安寧継続するためには、優秀な政治家の人材育成は必須であり、国家を動かす政党での育成は課題とさえ言えるでしょう。選挙における応援遊説とは、今後の日本を背負う政治家の育成のためでもあるのです。単に、議席を確保するという目的だけではありません。

そうした中で、安倍元首相は、ああした不幸な事件で、この世を去られたのですから、その想いには、日本社会として、日本人として、報いるべきではないでしょうか? また、日本人の心の在り方として、「死者への最期のたむけ」として、盛大な葬儀でお見送りして差し上げるべきではないのでしょうか?

 

4.20億円は3千万人であれば一人70円

野党の方々のご主張の通り、国税として15億とか20億は「大金」です。

ですが、東北大震災以降の10年を支えた安倍元首相の日本への貢献を考えれば、20億円であっても、3千万人であれば、一人70円の出費です。1億2千万全員からすれば、20円。成人と労働者人口のみで仮に50%の6千万人としても、20億、割る、6千万で、一人33円ほどです。

私は貧乏人で、タダの人ですが、会社でお世話になった方の送別会に、1000円カンパする位は出来ますし、そうして「労をねぎらう」気持ちは大切にしたいと思っています。

安倍さんは、政治家で、元首相で、一般市民には「関係ない人」と思うかもですが、この10年を乗り切るのに人生掛けて貢献して下さった方と思います。一人100円を全国から集めるのは大変なので、税金から捻出して頂き、国家として、その労は、ねぎらってあげるべきではないでしょうか? 菊の花、たった一輪でも100円です。死者に対する、そんな細やかな「たむけ」の気持ちも持てないほど、我々、日本人は「薄情」だったでしょうか?

 

5.南京大虐殺の真相ブログの製作者として

私は、2017年から「南京大虐殺の真相」ブログをたった一人で製作しました。これは、当時、朝鮮での南北戦争の再開が予見されたからです。同時に、韓国による慰安婦問題を解消することも目指しました。お陰様で、あれだけ過激化していた南京大虐殺事件の論争は、ほぼ鎮火したようですし、慰安婦問題も日本としての主張を貫く理由は作れたと思っています。

ですが、私がやったこと、また、私がやれたことは、ブログで歴史の訂正を訴えたことだけです。結局は、南京大虐殺の論争が鎮火出来たのも、慰安婦問題で戦って下さったのも、安倍元首相を初め、日本政府だと思っております。

私は、現在、本「日中戦争の真相」サイトで、日本の過去の戦争の誤った歴史を訂正し、日本の名誉回復を目指しております。現時点でも、誰からも「ご支援」なく、一人で戦っております。そういう「日本の将来を憂う一人の日本人」です。

私が「南京大虐殺の真相」ブログ、そして、本「日中戦争の真相」サイトを通じて、最も取り戻したいのは、「日本人の日本人としての心」です。

我々は、かつての戦争では、敵軍の兵士の慰霊碑を作り、敵であってさえ、尚、その死を悼む民族でした日本という国家に、大きく貢献して下さった政治家が、不幸な事件に巻き込まれ、突然その志を断たれたのです。日本人であるなら、つべこべ文句言わず、亡くなった方の死を悼み、国として、国民として、その最期を飾ってあげるべきではないでしょうか?

それが、「日本人の心」だと思います。

 

安倍元首相は国葬でお見送りすべきです。

 

今回の国葬問題は、日本人が、日本人として、「政治家の不幸な死をどう扱うか」を問われる問題と思います

私は、日本に、本来の日本を取り戻したいという思いがあります。だから、政治家の方々にも、同じ思いがあると感じますし、政治家の方々にも同じ思いを持って頂きたいと思っています。政治家も、同じ、日本人だからです。政治家だから遣るのが当たり前なのではなく、その根底にある「思い」を大切にし、国民が「そうした思いを持つ政治家」を育てるべきと思います。

野党の方々も含めて、日本という国は、日本の社会に貢献した政治家の最期に、一輪の花を贈る思いも持てない国では無いと思います。国家として、「日本人の人情」を世界に示すという意味でも、20億は十分に支出する意味があると思います。

東北大震災とは、日本が終わりかねない程の「深刻な国難」でした。そうした自覚なく、乗り切れただけでも、安倍元首相には深く感謝すべきと思います。この10年、安倍元首相はじめ、日本政府、与党である自民党に、どれだけ助けられたかを考えるべきと思います。

社会としてお世話になった方に、100円か200円の「送別会費」を出すのを、日本人が国会で議論を重ねていがみ合う必要があるのでしょうか? 

私はタダの貧乏な一市民です。こんな発言で何が変わる訳でも無いでしょう。また、日本は決して経済的に余裕がある訳ではないでしょう。ですが、それでも、尚、私は、日本人の「死者を悼む心」を何よりも大切に今回の問題を収束すべきと思います。

安倍さんに起きた事は、政権が変われば、野党の誰にでも起きることです。

誰であれ、日本に大きく貢献したのであれば、国として、国民が、その死を悼むべきと思います。

 

何より、このままでは、可哀想だと思います。

 

最後に、ストーカーの濡れ衣で逮捕された件は、私は当然不起訴で無実が証明されました。TVの報道で、逮捕されるような人間の発言には「信頼性が無い」と言ったコメンテーターがいたので、上記のような発言を発信するに当たり、この場を借りて、私の無実は、検察庁により、法律的に証明された事をお伝えさせて頂きます。

私は純粋な日本人です。そのような悪い事似は絶対にしません。

今井貴水

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